「痛風発作が出たときに何を食べたらいいの?」
→ 普段通りで いいです。
ただ、気をつけるのは、お腹一杯食べないこと。
普段でもいえることですけどね。
少ないめの、お食事にすること。
それくらいです。
経験上、痛風発作のときに牛丼とか、うな丼とか、
そういうヘビーなものを食べると、だいたい翌日には
痛風発作は酷くなっています。
(っていうか、痛風のときに牛丼食うなよ)
それからビールを飲む人、お酒を嗜む人も
痛風発作の最中は我慢しておいたほうが無難です。
痛風発作の痛みを飲んで忘れたいとか、
飲まなきゃ、やってられない!
・・・というのは気持ちはわかりますが、
痛風発作が悪化する可能性があるので、
痛みや腫れがある程度治まるまでは、
やめたほうがいいと思います。
それに足とか痛いのに、飲んでも楽しくないでしょ?
ビールでもウイスキーでも焼酎でも、
お酒は楽しく飲むものです。
具体的にはアルコール飲料は尿酸値を上げますので、
痛風発作のときは、飲みたくても我慢しましょう。
私の場合は、
痛風発作が出たら、それ以上、酷くなるのが
嫌なので、肉や魚はあまり食べずにサラダ中心にします。
生野菜とか・・
でもね。
そんなのばかり食べているとね。
痛風発作が10日間ほどで嘘のように沈静化する、
痛風初期症状の人ならばいいですけど、
2ヶ月とか3ヶ月とか、痛風発作の症状が続くとね。
まず、体重が減ってきます。
たしかに肥満、というか、
内臓脂肪の増加は
尿酸値をあげるホルモンのような物質を分泌するので、
痩せているに越したことはないのかもしれませんが、
自分の体の変化をよく見るとね。
体の筋肉が減ってきているのです。
つまり、手足が細くなってきている、と。
まあ、左足が痛いなら、
左足をかばって右足にばかり体重をかけて歩くので、
自然と左足を使わなくなっていて
(体重をあまりかけていない)
筋肉が細ってきている、というのは、
わからなくもないです。
あと、手足が細いのは、
結局、体のどこか(痛風なので、たいていは足)が痛いと、
運動どころでないので、運動しなくなる。
歩くことすら、痛いですからね。
痛風発作の期間が数ヶ月に渡ると、
その数ヶ月の間に「体の筋肉が減ってくる」わけです。
筋肉が落ちるのは、良くないの?
まず、筋肉が落ちると体力も落ちますし。
筋肉は熱量を消費するので、筋肉が少ないと
太りやすい体になります。
さらに筋肉の中には、たくさんの毛細血管が流れていて、
血液は心臓のポンプの働きで全身を巡りますが、
リンパ(老廃物を運ぶ)は
筋肉運動によってしか全身を巡らないので、
老廃物の受け渡しが滞りがちになったり。
さらに筋肉を動かすことによって筋肉が熱を帯び、
そのため筋肉中の血管を流れる血液が温められて、
全身を巡り、結果として体温も上がるので。
運動しなかったり、筋肉が少なかったりすると、
血流が良くなくなり、低体温になりがちです。
低体温だと、血液中の過剰な尿酸は
関節などに沈着しやすくなって
痛風発作の遠因になります。
でも、これは普段、普通に運動していれば、
特に問題がないことです。
痛風発作で行動や移動に制限を感じるようになるので、
動かなくなってきて、筋肉が減少するのですよ。
さらに、サラダばっかり食べていたりね(私の場合)。
サラダはヘルシーにイメージがありますが、
体内でタンパク質が不足すると、人間の体は筋肉中から
「タンパク質を使う」のですよ。
つまり、貯金を取り崩すみたいな感じで、
自分の体の筋肉から
必要なタンパク質を使ってしまうのです。
まあ、筋肉もタンパク質の塊みたいなものですし。
でも、これって、ある意味、怖いですよ!
だから、痛風だから、痛風発作だから、といって、
サラダばかり食べていたらダメなんです。
タンパク質もシッカリ食べないと。
おススメは牛乳、鶏卵などは
プリン体がほぼありませんので、
痛風発作でも安心かな、と思います。
それにタンパク質といっても、
動物性ばかりじゃありませんしね。
いろいろありますが、
普段通りの食生活でいいと思いますよ。
なんでも食べるということ。
痛風発作だから、痛風の最中だからと、
あまり食事制限とかしないほうがいいかもしれません。
食事が偏るというか、栄養バランスとかもアレですしね。
ただ、牛丼とかヘビーなものは、
痛風発作のときは、やめておいたほうがいいと思います。
まあ、一度食べて酷いめに遭っておく・・というのも、
今後の痛風人生にとっては良い経験かもね。
(無責任)