思い出すのも痛い、痛風発作ですが、
その腫れあがる患部の箇所は、だいたい決まっています。
痛みの程度(だいたい、激痛)や発熱、腫れ具合は
個人差があるでしょうが、発作が出る箇所は
どの人も、たいてい同じです。
出やすい場所、というものがあるのです。
さあ、痛風発作とは、
どこに発症するものなのでしょうか。
1位「足の親指の付け根の関節」
2位「足の甲」
3位「アキレス腱」
4位「膝の関節」
5位「手指の関節」
6位「ひじの関節」
・・・ベスト10まで書こうと思ったのですが、
思いつきませんでした。
ちなみに、
1位「足の親指の付け根の関節」以外の順位は、
私の個人的な見解の順位です。
1位だけが、ぶっちぎりで
「足の親指の付け根の関節」なのです。
その理由は?
どうして、足の親指の関節にばかり痛風発作が出るの?
いろいろな定説があり、
また、諸派の考えによって異なっています。
以下のような感じでしょうか。
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【西洋医学】
ハッキリしたことは、まだわかっていない。
体重がかかる場所のなので、
そのせいと考えられる。
【東洋医学】
足の親指は、心臓から一番遠く、
血流が悪い。
そのため、(温かい)血液の巡りが滞り、
冷えやすい。
尿酸結晶は体内の比較的冷たい場所の関節なのに
沈着するので、そのため、
「足の親指の付け根の関節」によく発作が起る。
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ちなみに、痛風歴が長いと、
くるぶしや膝などの大きな関節に尿酸結晶が
たまるようになります。
う~ん・・・尿酸値を下げないと、ね。