おおざっぱな分類ではありますが、
アメリカでの研究の結果、
以下のような関連付けがあるそうです。
あ。
生活習慣と痛風との関連です。
【タンパク質について】
●肉の摂取が多い→痛風発作が発症しやすい
○乳製品の摂取が多い→痛風発作が発症しにくい
【コーヒーについて】
●砂糖入り飲料水(缶コーヒーなど)の摂取が多い
→痛風発作が発症しやすい
○コーヒーの摂取が多い→痛風発作が発症しにくい
【アルコール飲料水について】
●アルコールの摂取が多い→痛風発作が発症しやすい
○アルコールの摂取しない→痛風発作が発症しにくい
【運動について】
●あまり運動しない→痛風発作が発症しやすい
○適度な運動をする→痛風発作が発症しにくい
・・・・と、いうことだそうで。
「タンパク質について」ですが、
同じ動物性蛋白質でも、
肉と乳製品では痛風発作のリスクが違うみたいです。
どうせ食べるなら、乳製品にしろ、ということでしょうか。
そういえば、昔、痛風発作が出たら、
牛乳を飲め、飲んで尿酸を体外へ出せ、と教え込まれました。
なんか半信半疑だったのですが、ちゃんと
根拠があったのですね。
「コーヒーについて」ですが。
コーヒーは一日に6杯以上飲むと、尿酸値を下げる効果がある、
と言われていたハズなのですが・・
これによると、少しでも飲んだほうがいいみたいですね。
でも、砂糖は宜しくない、と。
ブラックか、砂糖ナシのミルク入りにしましょう、
ってことかな?
「アルコール飲料水について」ですが、
これは(なるべくなら)飲まないほうが良い、ということで。
ビールをみんなでワイワイと飲んでいると、
ストレス発散効果もあるとは思うのですが、
それ以上にデメリットも多くて。
アルコール飲料そのものに、尿酸を生成する働きがあるので、
アルコールを飲めば、尿酸値は上がります。
プリン体ゼロのビールでも同じです
(そりゃ、プリン体タップリよりはいいかもしれませんが)。
で。
総括すると、
『肉より乳製品を多く食べて、
コーヒーを砂糖ナシで飲んで、
ビールは止めて、運動をしろ』
・・ということですか?
それで、この通りにやったら、
痛風発作が出ないのか、というと、
私の経験的には、それでも「出るときは、出ます」。
ていうか、尿酸値が高ければ、いつかは
痛風発作は出ます。
出ない体質の人もいるらしいですが。
でも、全然、日常生活に無頓着であるより、
少しでも気をつけていたほうが、
痛風発作が もし出ても、軽く済んだり、
出る回数も少なくて済むかもしれません。