道を歩いていると、よく、車椅子の方を見かけます。
最近、近所に介護施設ができたので、車椅子の方に
よく出くわします。
たいていは、ご年配の方なのですが、ときどき
若い人(高校生くらい?)もいます。
骨折など、一時的なものならばいいのですが、
見たところ、たぶん、違うように思います。
事故でしょうか、病気でしょうか?
自分が若い頃は、車椅子の方を見かけても
気にも留めなかったのですが・・
私には、一年のうち、何日か、
痛風発作が出て歩けなくなる日々があります。
痛くて痛くて、どうにも歩けず、ああ、普通に歩けたら、
どんなにいいだろう、と思う時期があります。
ですので、ほんのちょっぴりだけですが、
車椅子の方の気持ちがわかる気もするのです。
自分の場合は、痛風発作が治まると、また
以前のように歩けるようになるので、
本当の意味での車椅子の方の気持ちなんて、
絶対にわからない、とも思います。
・・全然、違いますからね。
でも、車椅子の方を道で見かけると、
車椅子がいかに大変か、そして不便か、とか
いろいろ考えるようになりました。
けど、車椅子で外に出られる方は、
いいほうなんですよ。
寝たきりで、外へ出られない人もいるのですから。
痛風発作で歩けなくなる日々は、一時的なものですが、
普通に歩けることの幸せ、喜び、ありがたさを
しみじみと思います。
痛風発作が終息した直後は、特に、
そんなことを考えますね。
ただ・・私は少しバカなので、
半年もすると、すっかり、
その感謝の気持ちを忘れてしまい、また
同じことを繰り返すのです。
因果応報、ってヤツですかね。