痛風の薬、つまり
尿酸降下薬 (尿酸値を下げる薬) として
40年ぶりに発売されたフェブリク錠
(フェブキソスタット) ですが、
予想通りというか、この新薬が
痛風治療薬の主流になりつつあるようです。
病院に行けば、従来薬のザイロリックを処方されるより、
このフェブリクを処方されることが
多いのではないでしょうか。
で、このフェブリク錠は、尿酸生成抑制薬、つまり
体内であまり尿酸を作らせないようにさせるクスリで、
その尿酸降下の効果は抜群です。
歴代の痛風治療薬よりも、
グ~ンと尿酸値が下がる、というわけです。
おお、こりゃ、素晴らしいや。
確かに、尿酸降下の効果は抜きん出ているのですが、
薬である以上、副作用は つきもの。
以前より発売されているアロプリノールなどよりは、
副作用が少ないと言われているフェブリクですが、
少ないということは、少なからず「ある」ということ。
で、その副作用のうちの一つが「眠くなる」ということ。
これは個人差があるので、
誰もが眠くなる・・とは限りませんが、
人によっては、猛烈に眠くなるらしいですよ。
薬って、普通、朝に飲むわけじゃないですか。
で、それから会社へ出かけます (お勤めの場合)。
車で通勤の人もいるでしょう。
あるいは、営業で
車を運転しなきゃならない人もいるでしょう。
どうするのですか、そんな眠くて。
運転中に寝ちゃったら、最悪の場合、
他人を巻き込んで事故を起こして、
人生、終わっちゃいます。
ああ、どうすりゃいいの?
フェブリクを飲んだがために!
・・・・・・・・・・というわけで、対策。
要するに、その、眠気対策ですね。
ザイロリックの場合は、一日に2~3回、
服用しなければなりませんでしたが、
フェブリクの場合は、ありがたいことに
一日一回でいいのですよ。
そして、時間指定のようなものはありません。
要するに「夜に飲めば良い」ということ。
夜というか、夕食後ですね。
仕事が終わって帰宅して、それから、ってこと。
それなら、これから運転するわけじゃなし、
出かけるわけじゃなし、メシ食ったら、
寝るだけなのかもしれません。
(いえ、人のことは知りませんけど)
つまり、その時間帯なら、
副作用で眠くなっても大丈夫ってこと。
居眠り運転で、他人を轢いたりしなくても済む、
ってこと。
念のため、処方してくださった病院の医師の先生に
確認はしてください。
夜に飲んでいいのか、って。
いいです、大丈夫です、というハズです。
(たぶん。ご自分で確認してください)
ただし、その場合、飲酒はしないでくださいね、
と言われるかもしれませんが。