2023年1月4日水曜日

フェブリク 眠気でる?

痛風の薬、つまり

尿酸降下薬 (尿酸値を下げる薬) として

40年ぶりに発売されたフェブリク錠

(フェブキソスタット) ですが、

予想通りというか、この新薬が

痛風治療薬の主流になりつつあるようです。


病院に行けば、従来薬のザイロリックを処方されるより、

このフェブリクを処方されることが

多いのではないでしょうか。


で、このフェブリク錠は、尿酸生成抑制薬、つまり

体内であまり尿酸を作らせないようにさせるクスリで、

その尿酸降下の効果は抜群です。

歴代の痛風治療薬よりも、

グ~ンと尿酸値が下がる、というわけです。


おお、こりゃ、素晴らしいや。


確かに、尿酸降下の効果は抜きん出ているのですが、

薬である以上、副作用は つきもの。


以前より発売されているアロプリノールなどよりは、

副作用が少ないと言われているフェブリクですが、

少ないということは、少なからず「ある」ということ。


で、その副作用のうちの一つが「眠くなる」ということ。


これは個人差があるので、

誰もが眠くなる・・とは限りませんが、

人によっては、猛烈に眠くなるらしいですよ。


薬って、普通、朝に飲むわけじゃないですか。

で、それから会社へ出かけます (お勤めの場合)。


車で通勤の人もいるでしょう。

あるいは、営業で

車を運転しなきゃならない人もいるでしょう。


どうするのですか、そんな眠くて。


運転中に寝ちゃったら、最悪の場合、

他人を巻き込んで事故を起こして、

人生、終わっちゃいます。


ああ、どうすりゃいいの?

フェブリクを飲んだがために!


・・・・・・・・・・というわけで、対策。

要するに、その、眠気対策ですね。


ザイロリックの場合は、一日に2~3回、

服用しなければなりませんでしたが、

フェブリクの場合は、ありがたいことに

一日一回でいいのですよ。


そして、時間指定のようなものはありません。

要するに「夜に飲めば良い」ということ。


夜というか、夕食後ですね。

仕事が終わって帰宅して、それから、ってこと。


それなら、これから運転するわけじゃなし、

出かけるわけじゃなし、メシ食ったら、

寝るだけなのかもしれません。

(いえ、人のことは知りませんけど)


つまり、その時間帯なら、

副作用で眠くなっても大丈夫ってこと。

居眠り運転で、他人を轢いたりしなくても済む、

ってこと。


念のため、処方してくださった病院の医師の先生に

確認はしてください。

夜に飲んでいいのか、って。


いいです、大丈夫です、というハズです。

(たぶん。ご自分で確認してください)


ただし、その場合、飲酒はしないでくださいね、

と言われるかもしれませんが。