痛風と診断されると、医者から
日頃の生活面での注意がなされます。
痛風は生活習慣が原因で
り患する人がほとんどなので、生活習慣を見直します。
対策の基本は主に以下で紹介する3点に
集約されると思ってください。
まずは食習慣の見直しをすることです。
痛風は尿酸が体内に溜まるのが原因で、
尿酸はプリン体を分解するときに生成されます。
そこでプリン体の多い食べ物は控えないといけません。
プリン体の多い食材とされているのは、
牛や豚、鳥の各種レバーやサンマの干物、マイワシ、
大正エビ、豚肉や牛肉、カツオなどといわれています。
このような食材は
なるべく摂取しないようにすることが大事です。
肉料理や魚料理はなるべく控えるようにすれば、
食物から摂取するプリン体の量を少なくできます。
また痛風持ちの人は、
尿路結石にかかりやすい傾向があるので
注意しないといけません。
尿路結石対策としては、なるべくこまめに
水分を摂取する習慣をつけてください。
その他には尿酸が結晶化するのは、
私たちの尿が酸性に傾いたときです。
そこでアルカリ性に中和するような食材を
常日頃から食べるように習慣づけることも大事です。
アルカリ性に尿を傾けられるのは、
緑黄色野菜やゴボウや芋類、海藻類などです。
簡単に言ってしまえば、脂肪分の多い食事は控えて、
野菜や果物をたっぷりと食べるようにすべきです。
痛風患者の中には肥満体の人が多い、ともいわれています。
そこでお腹の出っ張りの気になる人は、
運動する習慣をつけるのも痛風対策としては有効といいます。
しかし運動といっても、激しい運動や
筋トレのような筋力を使うメニューは
逆に尿酸値を上昇させてしまいます。
アスリートの中でも痛風持ちの人はいますが、
激しい運動が発症の要因につながっている
と考えられるケースも見られます。
ですから運動をするのは良いですが、
長時間続けられるような運動負荷自体は
さほどではないメニューを取り入れてください。
運動を普段ほとんどしないという自覚を持っている人は、
ウォーキングのような運動であれば、
すぐに取り掛かれるのではありませんか?
尿酸値を上昇させる要因として
特に現代人が頭の中に入れておいてほしいのは、
ストレスです。
日ごろからストレスを過剰に溜めないように心がけることも、
実は痛風発症対策では有効なのです。
1週間にどこかで休息日を設け、その日は
趣味に没頭できるような時間を確保してください。
その他にも先ほど紹介した運動をするのも、
ストレス解消には効果があるとされています。
その他には、バラエティ番組やDVDなどを鑑賞して
笑うように心がけるのもストレス解消するには効果的です。
個人差があるので、自分にとって
ストレス解消しやすい楽しいことは
何かを探してみてください。
痛風の対策は、食事や運動やストレスなど
多岐にわたりますが、あまり肩に力を入れずに、
気楽に取り組んでいけばいいと思います。
どうしてもやらなきゃ・・となると、長続きしませんしね。