2022年4月14日木曜日

尿酸値とリンゴ酢

血液検査で、尿酸値が高めであると

医者から指摘されたことはないでしょうか。


尿酸値が高めでも、

何も症状の出ていない人もいるでしょう。

だからといって、何もケアしなくてもいい

というわけにはいきません。

尿酸値が高めだと、

痛風発作を今後起こす可能性は高いからです。

痛風とはある日突然襲ってくる痛みです。

主に足の親指で発症しますが、

とにかく激しい痛みが特徴です。

歩けない、立ちあがることすらできないような

痛みの襲ってくるのが特徴です。


ちなみに血液検査で尿酸値が7.0㎎/dl以上の人は

予備軍であり、いつ痛風の発作が起きても

おかしくないと言えると考えてもらって構いません。

痛風対策をするためには、とにかく

尿酸値を危険水域から下げることが大事です。

尿酸は尿となって排出されますので、

尿をできるだけ多く作ることが大事です。


そのためには

まず水分をたくさん摂取することです。

1日2リットルを目標に、

摂取するように心がけてください。

こまめに水分補給する癖をつけておけば、

2リットルの水分補給は十分可能です。


ただし尿酸値の高い人は、

もともと尿が酸性の強い状態になっている可能性が高いです。

強酸性の尿だと、尿酸が溶けだしにくいので

尿は出ても尿酸は排出されていない可能性があります。

そこで強酸性からアルカリ性の尿に変えて、

尿酸が出ていきやすい状況を作らないといけません。

お酢には尿を

アルカリ性に変える性質があるといわれています。

このため、尿酸が尿の中に混ざりやすくなって

尿がたくさんであれば、

尿酸もどんどん排出されます。


最近では、お酢の配合されている健康飲料も

いろいろと販売されています。

その中の一つにリンゴ酢があります。

最近ではスーパーでも販売されているので、

入手しやすいです。

近くのスーパーに販売されていなければ、

通販サイトを使って購入する方法もあります。

リンゴ酢の摂取方法はいくつかあります。

オーソドックスな方法は、

そのまま飲んでしまう方法です。

水もしくは炭酸水で割って、

飲みやすい濃さに調節してください。

冬の寒い時期などは、お湯割りにして飲むと

体を温められます。

また酸味が気になるというのであれば、

水などで割ったところに蜂蜜を加えてみてください。

そうすれば、マイルドな味わいになって

飲みやすいのではありませんか?


その他には、ドレッシングとして使ってみる方法もあります。

塩や砂糖、しょうゆと一緒に作れば

和風ドレッシングが作れます。

また塩や砂糖、こしょうとブレンドすることで

洋風ドレッシングも簡単に作れます。

そしてサラダにかけて野菜と一緒にリンゴ酢を食す方法です。

この方法もおすすめです。

というのもリンゴ酢とともに、

野菜も大量に摂取できるからです。

先ほど紹介したように尿酸をスムーズに排出するためには、

尿をアルカリ性に変える必要があります。

このアルカリ性に変える食材の中には、野菜も多数含まれます。

野菜とリンゴ酢の相乗効果で、

どんどん尿がアルカリ性になって、

良いペースで尿酸値を下げられる可能性が出てきます。


リンゴ酢にはこのほかにも、

体内の悪玉コレステロールを減らす効果も期待できます。

悪玉コレステロールが体内に増えすぎてしまうと、

動脈硬化などを引き起こして心筋梗塞や脳梗塞、

心臓疾患などを誘発する可能性もあります。

その他にも糖尿病予防に対しても

効果が期待できるとも言われているので、

外食ばかり食べているとか

運動不足気味であるなどの生活習慣の気になる人は

毎日リンゴ酢を摂取する習慣をつけるのは

いかがでしょうか?

もし上で紹介したやり方でも

リンゴ酢の酸っぱさに耐えられないというのであれば、

サプリメントも販売されています。

サプリであれば酸味は気にならないはずなので、

無理なく摂取できるのではありませんか?