黒酢は、健康や美容の面でも
高い効果を発揮してくれるということで
注目されています。
また、痛風にも効果が期待できるとも。
それは黒酢の中に含まれているクエン酸が
関係しています。
クエン酸は体内に入ると、
血液や尿をアルカリ性に変える働きがあります。
痛風はそもそも、
尿酸が体内に過剰に溜まることで発症する病気。
このため、痛風対策するためには尿酸を
体外に排出する必要があります。
尿酸は、尿で体外に排出されます。
尿酸がもともと酸性なので、
酸性の尿よりもアルカリ性の尿の方が
よりスムーズに溶けだしてくれます。
つまり、クエン酸を使ってアルカリ性の尿にした方が
尿酸の排出もスムーズになって、
尿酸値を効率的に低くできるのです。
黒酢は、ドラッグストアなど健康食品を取り扱っている所で
販売されています。
痛風対策をしたい人は、
日常生活の中で黒酢を取り入れてみませんか?
ところで、これから初めて黒酢を摂取する人の中には、
飲む時間がわからないという人もいるはずです。
結論から言ってしまうと、
黒酢の摂取量さえ間違わなければ
飲む時間に決まりはありません。
黒酢は1日30ml位を摂取の上限として、
毎日摂取すること。
ただし、もしできる限り黒酢の持っている効果を
最大限に引き出したいと思うのであれば、
朝食もしくは昼食の食中か食後がおすすめです。
食事をしていると、食べ物の消化で胃腸が活発に働きます。
その結果、より効率的に黒酢を吸収できるわけです。
夕食の食中や食後に摂取しても、吸収効率はアップします。
でもなぜ朝食や昼食がおすすめかというと、
酸の影響を受ける恐れがあるからです。
黒酢は強烈な酸を持っているので、
酸蝕歯という歯が溶けてしまう病気を
引き起こす可能性があります。
もし夕食の前後に黒酢を飲みたいというのであれば、
飲んだ後に水で口をしっかりとゆすぎ、
歯みがきをしてから眠るようにしてください。
そして夕食の前後に黒酢を摂取するのであれば、
サプリメントで摂取する方法もあります。
サプリであればコーティングされているので、
酸が歯に直接触れることもなくなるから。
もしサプリメントを摂取するのであれば、
就寝前に摂取する方法もおすすめです。
多くの人が就寝前、入浴しているのではありませんか?
入浴して代謝のアップしている所に黒酢を入れれば、
消化効率もアップします。
黒酢を飲むときには、食中もしくは
食後に摂取することです。
食前に摂取すると、食欲増進効果があります。
ダイエットをしている人、体重を増やしたくない人なら、
食前は避けるべきタイミングと認識してください。
また、食膳の場合は
空腹状態になっている可能性が高いです。
酸は刺激が強いので、
食べ物の何も入っていない胃に入れてしまうと、
強い刺激を与えることになりかねません。
さらに胃の粘膜が荒れてしまって、
胃腸の不調を招く恐れがあります。
胃が空っぽでお腹の空いているときには、
黒酢を摂取すべきではありません。
この黒酢に含まれるクエン酸には、
乳酸の分解を促進する効果があるといわれています。
乳酸は疲労物質の一種といわれていて、
乳酸がたまると疲れを感じやすくなります。
クエン酸を摂取すれば疲労物質がたまりにくい、
つまり疲れにくい体を獲得できます。
もし運動する習慣のある人であれば、
運動前や運動直後に黒酢を摂取する習慣を
つけるのもおすすめです。
疲労の緩和や、より早く疲労回復できる可能性が
期待できるからです。
このように、人によって摂取するベストのタイミングは
変わってきます。
皆さんの生活リズムのことも考えて、
いつ自分にとって黒酢を摂取するのが
ベストのタイミングかを考えてみてください。
そしてもう一つ、黒酢には即効性はなく
毎日続けることで徐々に効果が現れます。
そこで飲み忘れの起こりにくい、
習慣化しやすいタイミングも意識することも
必要か、と思います。