痛風発作の症状が
“足首”に出ることがあります。
「くるぶし」のあたりでしょうか。
この箇所に痛風発作の症状、腫れや痛みが出る人は、
かなり痛風歴の長い人です。
私は初めて痛風発作が発症してから、
10年間くらいは「左足の親指の付け根の関節」
にしか発作は出ませんでした。
20年くらい経過してくると、
「足の甲、アキレス腱、くるぶし、かかと・・」など
さまざまな箇所に発症したりします。
もちろん、左足だけではなく、右足にも出たりします。
尿酸結晶が体内に溜まってきているのでしょうね。
「尿酸コントロール」の薬を毎日服用していると、
こういう発作は起きないのかもしれませんが。
さて、この“足首”という箇所に発作が出てしまうと、
やっかいです。
というのも、歩くときに「体重がかかる」箇所なので、
歩けなくなります。
歩こうとすると、激痛が患部を貫き、歩けないのです。
これが「親指の付け根の関節」の発作なら、
その痛い箇所をわずか数センチでも床から浮かせて、
地につかないように気をつけながら、
(家の中ならば)歩けます。
トイレもなんとか歩いて行けます。
“かかと”に発症したのならば、
「親指の付け根の関節」とは逆に“かかと”を浮かせて、
地につかないように気をつけながら歩けます。
ですが、“足首”と“アキレス腱”に発症すると、
体重がかかる起点になる箇所なので、
歩行そのものが困難になります。
先祖がえりをして、「這い這い」するしかありません。
松葉杖(まつばづえ)のある人は、
それで歩行できるかもしれませんね。
買う気は、全くありませんけど。