痛風発作がどんなに痛くても、夜が来たら、
寝なきゃなりません。
いえ、痛風発作の痛みがあまりにも激痛で、
痛くて、とても眠れない・・というときも
確かにありますが、眠れないと次の日が大変です。
仕事もありますしね。
同じ痛風発作でも、発症したて(?)のとき、
痛みのピーク時(極期)、終息期・・とでは、
それぞれ痛みの強さは違います。
一番大変なのは、もちろん、痛みが頂点のとき、
つまり、極期なのですが、患部は赤黒く腫れあがり、
木槌で打ち砕かれたような痛みが
自分が呼吸するたびにジンジンずきずき、と響いてきます。
で。
布団で寝るにしろ、ベッドで寝るにしろ、
眠るカタチ(?)というか、向きというか、
どういう寝方をするかで痛みが違ったりします。
ジッとしていても痛いのが、痛風発作なのですけどね。
でも、少しでもマシな・・というか、
痛みの少ない寝方を模索する、という話なのです。
「横に寝ると“足首が”痛む」というのは、
寝方に問題があるわけじゃなく、元々、
(痛風発作が発症した患部なので)
痛い場所が(その人は)足首だ、ということです。
当たるのですよ。
横に寝ると、足首が布団やシーツとか
いろんなものに擦れたり当たったりで。
ほんのちょっと、微妙に触れたりするだけでも
激痛なのです。
夜、眠るときって、
リラックスして落ち着いて、安らかな気持ちになるから
眠れるのであって、痛かったり、苦しかったりすると、
とても眠れやしません。
普段、眠るとき、
横向きに眠る人は、いつも横向け。
仰向けに眠る人は、いつも同じように
日によって、今日は
うつぶせになってみたり・・とか
コロコロ寝方を変えている人は
少ないように思うのです。
ですが、痛風発作で痛いときは、
そんなことも言っていられません。
できるだけ、痛みの少ない方法で寝る方法を
考えないと。
たとえば・・・ふだん、
眠るとき、布団をかけて、
足を・・足首から先を自分が出して寝ているのか、
足首もすっぽり布団に入れて寝ているのか、
意識していますか?
気にも留めないでしょう。
足が痛くないときなんかは。
冬場と夏場じゃ、全然違いますが、
秋冬の季節ならば、布団をすっぽりかぶりますが、
布団の重さですら、足が当たっていると
激痛の源となるのです。
つまり、痛い足が布団の重量すら
支えられない、耐えられないのです。
とにかく、もう、どうしようもないんです。
痛くて。
基本は、できるだけ
痛い足が何かに当たらないように。
なるべく何かに触れないように。
足元に座布団とか、
そういうものを高く積み上げて、
痛い方の足を放り上げるようにして寝ると
(少しだけ)痛みがマシです。
これは心臓より、痛い足を高い位置に置くことによって、
血流を悪くして白血球があまり行かないように
させる効果があります。
白血球が関節などの患部に溜まりきれなくなって
剥がれ落ちた結晶化した尿酸を攻撃することで、
痛みの元となる物質を出すので、
(今だけ)あまり血流が良くならないようにするのです。
痛風発作のときに風呂に入って温まらないように、とか、
腫れあがっている患部は冷やすのか?
温めるのか? ・・の正解は「冷やす」というのは、
上記のような理由からです。
つまり、患部を温めてしまうと
血行が良くなってしまい、血の巡りが良くなってしまうのです。
本来、人間の血液というものは、
酸素と栄養分を全身に運び、かわりに老廃物を受け取ってくる、
という重要な働きがあるので、
血の巡りが良い、血行が良いというのは、
とてもとても大切なことです。
ですが、そんなこと言ってる場合じゃないです。
とりあえず、今だけでも、この激痛を乗り切らないと。
というわけで。
痛いときの寝方というのは、
実際に寝てみて、試行錯誤で、
できるだけ何かに当たらないよう、
痛くないようにするしかないです。
どんな寝方をしたところで、
痛いものは痛いです。
積み上げた何かの上に足を放り上げるようにして
寝たところで、少しマシになる程度です。
痛みが激減されるわけではありません。
結局、一番、効果があるのは、
痛み止めの薬(ロキソニン、ボルタレンなど)
かもしれませんね。
これらの、消炎鎮痛薬は、
痛風発作などの「急性の炎症」には効果があります。
ただし「慢性の痛み」にはあまり効果がありませんので、
副作用のことも考えて
(胃などが調子が悪くなる場合があります)、
痛風発作の痛みがある程度、治まってきたら、
これらの薬の服用は控えたほうが良いと思います。