2024年9月5日木曜日

痛風 コーヒーは生活習慣病に効果アリ!]

子供の頃、友達にコーヒーの飲みすぎで

腎臓を悪くしてしまった子がいて、

それ以来、コーヒーは体に悪いものだ、

と思い込んでいました。


ですが、近年の進んだ研究では、むしろ

コーヒーは生活習慣病の予防、

リスクの低下させることが検証されています。


な~んか、ずっと思い込んでいたことが

今になって間違っていた! とか、よくあるんですけど、

まあ、考えを改めて臨機応変にいくしかないですね。


さて、コーヒーはなぜ、生活習慣病に良いのか?


これはコーヒーに含有される成分に起因します。

コーヒーには

「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれていて、

これには抗酸化作用があります。

癌予防にすら、効果があるといわれています。


では、痛風にはどうなのでしょうか。


どこの国の研究チームの発表かは失念しましたが、

痛風を・・というか、尿酸値をコーヒーで下げるには、

「一日6杯」のコーヒーを飲まなければ、

成果が得られない、とか。


とても、6杯も飲めませんね。


でも、他の生活習慣病も同じように、

コーヒーを6杯以上も飲まなきゃならないの?


それが、ですね。

私が知らなかっただけで、

コーヒーというものは、広く研究対象として

研究分析されているらしくて。


たとえば、

脳卒中予防とかならば、

6杯以上飲むときより、

4~5杯飲むときの方が効果があるんです。


・・といっても、4~5杯でも

飲むのは、結構、大変ですけどね。


あと、うつ病、糖尿病(2型)、認知症予防、

いろいろ効果があるみたいです。


コーヒー飲用による研究は、だいたい

以下のような感じで検証されているようで・・


●コーヒーを全然飲まない場合

●コーヒーを一日、1杯飲む場合

●コーヒーを一日、2~3杯飲む場合

●コーヒーを一日、4~5杯飲む場合

●コーヒーを一日、6杯以上飲む場合


こんな感じですが、

「コーヒーを全然飲まない」以外は、

ある程度の効果がみられるようです。


ですので、痛風の場合、

「6杯以上飲むと効果アリ」と言われてはいますが、

6杯未満でも、全然効果がないとは思えないのですが・・

一定の効果はあるのではないでしょうか。


もちろん、コーヒーを毎日飲んでいるから、といって、

暴飲暴食をしたり、望ましくない生活習慣を

続けていると、やはり痛風発作は発症すると思います。


やはり、基本は

生活習慣の改善です。

これは退屈で、そして、時にツラくて、

おもしろくないことですけどね。

でも、とても大切なことです。


ちなみに、コーヒーにもいろいろあって、

「有機栽培のコーヒー」と「通常栽培のコーヒー」では、

有機栽培のコーヒーの方が、

クロロゲン酸の含有量が多い、とか。


インスタントのコーヒーばかりを飲んでいる私には、

縁遠い話ですが、「有機栽培のコーヒー」の方が

前述の効果が“より見込める”、ということで。


ただし、コーヒーが生活習慣病に効果が見込めるから、

といって、砂糖タップリの缶コーヒーとかを

ガバガバ飲んでいたら、今度は肥満とか糖尿病のリスクが

高まってしまいますよ。

って、まあ、これは自分に言い聞かせているのですが。