東洋医学(漢方)では、
体の左側の不調は「胃」。
体の右側の不調は「肝(かん)」に関係があると考えられています。
胃は胃ですが、肝というのは肝臓です。
どういうこと?
なにかよくわからないけど、
体の片方ばかりに痛みなどの不調が出るのは、
内臓が関係している、ということです。
つまり、内臓に負担がかかっているので、
(体が)内臓を守るために
体の外側(内臓に比べて)に反応を出しているのです。
そういうことによって内臓を守っているのです。
なんのことだか、さっぱりわかりませんよね。
東洋医学(漢方)ってのは、
ワケのわからないことが多いんです。
たとえば・・足の、親指の裏にタコができるとしますよね。
親指の裏にタコ?
なんか、いやですよね。
人目には つかない箇所ではありますが、
皮膚が硬質化して、色も濃い緑色に変色してきています。
これ、どうしますか?
ほうっておきます?
人によっては、市販されている薬を使って
タコをとってしまうかもしれません。
でも、これは東洋医学(漢方)では、
内臓、この場合は肝臓を守るために
足の裏にタコを作っているのです。
内臓とは関係のない足指の裏にタコをつくることで、
内臓へのダメージを緩和させているのです。
普通、そんなことは気にしないというか、知らないので、
平気で薬剤などを使ってタコを取ってしまいます。
すると、どうでしょう。
そのタコのおかげで肝臓が守られていたのに、
タコをとってしまうと、直接、肝臓に
負担がかかるようになります。
え?
意味わかんないですか?
東洋医学(漢方)ってのは、
フクザツすぎて、ワケがわかんないんですよ。
つまり、カンタンにいうと、
体の内部と外部、つまり表面は全く関係ないようで、
密接に連携している、ということ。
体が起こす反応は、すべて理由があるんです。
われわれが知らないだけで。
そうそう。
前述のタコの話ですが、肝臓の状態が改善されてくると、
自然にタコは消えていくんですよ。
無理に取ろうとしなくてもね。
人体ってのは、不思議です。
逆にタコがなくなっていくか、
あるいは、いつまでもタコがあるかどうかで、
肝臓の調子のバロメータにもなるんです。
前は なかった場所にタコができてきて要注意、みたいな。
お酒、もうちょっと気をつけよう、みたいな。
まあ、自分で判断できるだけですが。
話は元に戻りますが、
そういうわけで、体の左側の不調は「胃」。
体の右側の不調は「肝(かん)」に関係があります。
私の場合でしたら、腰が痛くなったら、
なぜか左の方の腰ですし、肩が痛いのも左ですし、
膝が痛くなったら・・・あれ?
これは右だったっけ。
体の右側が痛い場合もありますが、圧倒的に
体の左側の不調が多いんです。
私の場合ですが。
これは、つまり。
「胃」に負担がかかっている。
理由は「食べ過ぎ」。
あるいは、長年にわたる「暴飲暴食」。
・・・などの理由です。
だから、痛風になったりするんでしょうねえ。
ああ、早く治って欲しいです。