カニを食べる →→ 痛風になる
そんな心配は まず、ないです。
結局、心配なのは
蟹におけるプリン体の含有量でしょう?
たしかに、あの、甲殻類独特の外見ですから、
めっちゃ、プリン体、多そうですねえ。
でも、案外、そうでもないのですよ。
それにね。
日本では春夏秋冬の四季がありますが、普通、
そのうち、カニを食べるのは冬だけです。
それに比べて、肉や魚なら、一年中 食べますよね。
さらに、冬に蟹を食べるといっても
毎日食べるわけじゃありません。
(毎日、食べる人もいるかもしれませんが・・)
つまり、カニを食べる回数は一年のうちで限られている、
ということです。
どうしても気になる人は、
カニ味噌(プリン体多め)の部分を残して、
脚の部分だけを食べてください。
脚(身)の部分は、比較的プリン体は少なめです。
かに味噌は、隣で欲しそうにしている誰かに、
くれてやりましょう。
え?
死んでも、イヤ?
しかし、話は変わりますが、会社の宴会などで
カニが食卓に出てきたとき、
あんなに飲めや歌えの大騒ぎしていた連中が、
カニの脚の身を取りはじめると、
突如として、場がシーンとしてしまうのは、なぜ?
ふと、静寂に気がついて、周囲を見れば
みんな黙りこくって、真剣にカニの身を取っているのです。
おまえら、仕事もそれくらい真剣にやれよ!?
私の場合、常日頃、
酸っぱいものが嫌いなのですが(だから痛風なんだろ)
カニを食べるときだけは、ポン酢をかけられるのです。
カニと一緒なら、苦手なポン酢でもOKなのです。
ポン酢に含まれているクエン酸は、弱アルカリ体質を促進して、
尿が酸性尿になるのを(ある程度?)阻止してくれるので、
おすすめなのです。
痛風に関係のある尿酸は、酸性の尿には溶けにくいですが、
アルカリの尿には溶けやすいですからね。
尿に尿酸がよく溶ける、ということは、どういうことなの?
→尿と一緒に、尿酸もたくさん排泄されるので、
血液中の尿酸の濃度が下がって、結果的に
尿酸値が下がる、ことに。
痛風の人に限らず、野菜や海藻が大好き!
という人よりも、肉と魚が大好き!
という人のほうが多いような気がするのです。
肉&魚 → 尿が酸性に傾きガチ
野菜&海藻 → 尿がアルカリ性に傾きガチ
ポン酢だけなら苦手な私でも、
カニと一緒なら食べられます、
ポン酢のためには、どうしてもカニが必要・・・って、
それって言い訳?
エビやカニなどの甲殻類は、そりゃあ、豆腐なんかに比べたら
ずっとプリン体は多いかもしれませんが、
たまにしか食べませんしね。
滅多に食べる機会のないカニを食べるときくらい、
痛風のことも尿酸値も少し忘れて、楽しく いただきましょう!
ポン酢で、尿をアルカリ性に傾けましょう!
(カニばかり食べて家族に怒られたときは、そう言いましょう)