〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ 痛風の人の靴選び
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
「靴が原因で痛風発作が起こる」→充分、有り得ます。
痛風発作が最も多発する箇所は、「足」ですが、
締め付けられるようなキツイ靴を履いていると「痛風になる」
わけではありません。
痛風になる原因ってのは、単に、履いてる靴の種類による、
とか、そういうわけじゃないですから。
もともと、尿酸値の高い人が、
足などの体内の関節に結晶化した尿酸が溜まっている。
その蓄積した尿酸結晶がどんどん増えてきて、
いつ、痛風発作が起こってもおかしくない。
そんなとき、ですよ。
キツイ靴、締め付けるような先の細い靴、
サイズの合っていない靴、それらが刺激になる、
というか、少なくとも痛風にとっては、
あまり望ましくありません。
でも、それよりも、痛風発作を誘発するのは、
登山、マラソン、いつもより長く歩いた、走った、など
足を酷使した翌日などに痛風発作がよく起こります。
そのときに、
サイズの合っていないキツイ靴を履いていると、
さらに足への刺激となって、
痛風発作が起こりやすくなります。
人間の足は、朝と夕方では微妙に
足のサイズが (ほんの数ミリ) 違っていますので、
痛風の人は少し大きめの靴を購入するのがいいかな、
と思います。
スポーツをするような人は、
大きめの、ゆったりした靴を履くと脱げやすい、
なんてことになるので、
ピッタリした靴を選ぶことが多いのでは?
特にマラソンなどの、タイムを競う競技をする人は、
靴選びも大切ですからね。
少しでもタイムをよくしようと、できるだけ軽い靴、
できるだけピッタリした靴を選択したりね。
でも、普段、履く靴は
大きめの靴を選んだほうがいいと思います。
たとえば・・・
夏と冬と、靴を履き分ける人もいるかもしれませんが、
たいていの人は、春夏秋冬、同じ靴じゃないですかね?
(知りませんが)
もちろん、同じ靴でもいいのですが、
夏と冬では、微妙に
「靴下の厚み (冬生地、夏生地)」が違います。
ってことは、靴の内径に差異ができるので、
冬は“締め付け感”っていうか、
窮屈に感じるかもしれませんね。
午前と午後、夏と冬、靴や靴下が足に与える刺激が違うので、
やはり、大きめの靴を購入するのが良いか、と。
ちょっと、大きめかなあ・・
もう少し小さい靴でもいいかなあ・・
痛風の人には、靴選びも そのくらいがちょうどいいかな、
と思います。
楽ですしね。
大きめ靴ならば、痛風発作も起こらない・・・ならば
嬉しいんですけどね。
そうは、いかんでしょうけど。