痛風は症状が大きく3つの段階に分かれ、
初期症状、ピーク、症状が引いていく期間に
分ける事ができます。
初期症状は1日から3日程度の数日間、
そこからピークに入りますが
1週間から10日程度その期間が続きます。
最後に症状が引いていきますが
こちらも数日程度かけて徐々に引いていき、
トータルで2週間ほどの症状になる事が多いです。
気を付けるのは、やはり
初期症状からピークの間の期間がメインとなります。
初期症状では体の関節に痛みや炎症を生じます。
この段階では軽度の症状なので
あまり気付かないという事も多くあります。
関節などに痛みや炎症が生じた時は
そのまま放っておかず、
痛風を疑ってみる事をお勧めします。
ピークの症状は強い痛みが生じ、
病院で処方された薬がないと耐えられない
という状況かもしれません。
この段階は安静にしておく事が大切です。
痛みはとてもつらいですが
1週間ほどで徐々に引いていくので頑張って耐えましょう。
痛風に対して深い知識を持たないまま
市販の薬を選ぼうとしても、
自分に効果的な薬の判別が付かない事がほとんどです。
専門的な知識を持った方のアドバイス
を仰ぐようにしましょう。
この期間は安静にするのと、それから
水を飲む事で尿酸が排出されやすくなります。
尿酸は尿によって排出されていくためです。
量は1日に1リットルから2リットルほどの量を
1日の中で分けて飲むと良いようです。
一度に飲もうとするとかなり多い量ではありますが、
一日の中で分けて飲むようにしていけば
比較的飲める量です。
こうして対処をしているうちに痛風のピークの期間がすぎ、
徐々に痛みは引いてくる場合がほとんどです。
また、人によっては一年の中で数回
痛風発作が発症するという方もいます。
痛風は関節の軟骨に損傷が起こる事で
その症状が発生しますが、軟骨へのダメージは
症状が引いてもそのままになっています。
そのため、体内の尿酸値が増えたタイミングで
症状が再発する可能性があるのです。
この場合は最初の痛風よりも期間が長くなり、
1ヶ月から数ヶ月にわたる長い症状になる場合もあります。
痛風の期間の大体の目安は
以上のような期間になる事が多いですが、
やはり個人差はあります。
症状が長引いているという方は
自分だけで解決しようとはせず、まずは
医師によく相談するようにすると良いでしょう。
痛風発作の症状は個人差がありますが、
相当な激痛であることは同じです。
できるだけ痛風発作が起らないように、
起こっても軽く済むように対策をたてていきたいです。