2022年6月28日火曜日

痛風発作の間隔 

痛風発作の特徴に、一度症状が発症したら

その後再発する可能性があるという事が挙げられます。

痛風の痛みはとても強く苦痛を伴うほどですが、

この痛みが再発するというのはとても厄介なものです。

痛風の症状が再発する間隔は人によって異なりますが、

年に数回という方が多くなっています。


痛風が最初に発症する時は

大体2週間程度でその症状が引いていきますが、

再発した際の症状では、中期的に症状が続く事もあります。

数ヶ月ほどに渡って痛みや炎症が生じる事もあり、

これが一定期間の間隔を置いて何度か生じます。


痛風は体内の尿酸という物質が原因になっています。

尿酸は体の関節部分に溜まりやすく、

集まった尿酸は互いに結合し合って結晶を作ります。

これが関節の軟骨の部分に沈着という現象を起こします。

沈着を起こした軟骨はダメージを受け、

これが痛風の発作の原因となっています。


こうしてダメージを受けた軟骨は

2週間の症状が続いて引いていった後に

治っているのかというと、そういう訳ではありません。

痛みは引きましたが傷跡は残ったままになっています。

損傷した軟骨を修復するのは

今の医学でも難しいとされています。

そのため、再度尿酸が体内に多くなってくると

一定間隔で症状が再発する可能性も高まります。

再発を防ぐには日頃から健康に気を使い、

尿酸を体内に溜まりすぎないようにする必要があるのです。


痛風は、いろいろと気をつけることが多くて大変ですね。

でも、そうするのと、しないのとでは

将来の病状が違ってくると思うので、

できることを少しずつ実践していくのが良いと思います。