痛風の食事といっても、そんなに気にする必要はないです。
確かにプリン体の多い食品は摂らないに
こしたことはありませんが、
コレは駄目、アレはダメ、となると、
だんだん食べるものがなくなってしまいます。
そんなことより大切なことは、下記の2点だと思います。
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●バランス良く食べること。
●肥満にならないこと。
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<バランス良く食べること>
いくらプリン体の多い肉が良くない、野菜は良い、といっても、
毎日、朝から晩までウサギじゃあるまいし、
野菜ばかり食べていられません。
バランス良く、なんでも食べると良い、という感じです。
肉や魚は全くダメ、ということではなく、
少しなら良いと思います。
タンパク質も必要ですしね。
<肥満にならないこと>
これは痛風だけではなく、いわゆる
メタボ(メタボリックシンドローム)関連の
全部の病気に通じることだと思います。
太ってしまうと、高血圧、糖尿病・・・その他、
たくさんの生活習慣病(昔は成人病といってました)に
なりやすくなってしまいます。
痛風患者が肥満になると、尿酸の排泄が悪くなるため、
体内に尿酸が増えていきます。
おまけに太っていると、汗を多くかくため、
尿量が減少します。
そのために尿酸の排泄が減り、まさに悪循環ですね。
ですので、痛風患者の食事の考え方は、
「アレを食べてはいけない」
「コレを食べると痛風に良い(効果的)」とかではなく、
肥満にならない食生活をする、という考え方になります。
しかしながら、現代は飽食の時代です。
おいしいものがたくさんあります。
ビールもあるし、誘惑されます。
仕事は忙しく、運動もなかなか時間がとれません。
おまけにストレス社会。
太るための条件が満載です。
効果的な対策は、なかなかありませんが、
基本は「食べ過ぎないこと」
「エネルギーを過剰摂取しないこと」
コレだけです。
運動で痩せようと思っても、
「あまり食事を食べ過ぎず」に運動すると
効果的なのであって、「たくさん食事を食べて」その食べた分を
運動で消費しようとしても無理です。
スポーツ選手でもない限り、毎日
何時間も運動に時間をさける社会人は
なかなかいません。
(私の友達で、そういうヤツいますけどね。
公務員ですけど)
気をつけるポイントは、以下のような感じでしょうか。
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●朝食は抜かない。
●夕食にドカ食いしない。
●よく噛んで食べる。
●間食はしない。
●夜食は食べない。
●炭酸飲料水、ジュースなどは控える。
●ビールは減らす(できれば やめる)。
●肉、魚は少なめに。
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