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◆ 痛風と腎臓の関係
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痛風だからといって、関係ないよ、
病院なんて行かないよ、という人もいるかもしれませんが、
「尿酸値検査」など、定期的な検査をするために
通院することが推奨されています。
まあ、誰が推奨しているかといえば
「病院」なんですが。
病院に行くのは、なんとなく うっとおしいし、
病院によっては、やたらと偉そうな先生もおられますし、
とにかく病院の雰囲気が気に入らない。
って、病院を好きな人は少ないでしょうけど、
病気なんで、しょうがないです。
で。
なんで、病院が嫌なのか。
それはね。
自分の体が悪いから、なんです。
病気だから、なんです。
もし、自分が健康そのもので、体もドコも悪くない。
そんな人は、別に病院が嫌いとか苦手とか、
そういうことは ないのではないでしょうか。
って、そもそも、そういう人は病院なんて行きませんが。
検査の結果が良くなかったら、どうしよう、とか。
尿酸値が前よりも高くなっていたら、どうしよう、とか。
ついつい、あれこれ、心配してしまいそうになりますが、
それは、もう、心配しないほうがいいです。
まだ検査の結果が出ていないことを心配しても、
埒があきません。
結果が (もしも) 悪くなっていたら、
その結果を見てから、明らかになってから、
また考えればいいことです。
結果が出てもいないうちから心配するなんて、
そして不安になったり、嫌な気持ちになったりするなら、
そんなことは、やめたほうがいいです。
ちょっと考え方を変えるだけで、
自分が (精神的に) ラクになります。
痛風というのはね。
長期的にみると、だんだんと
腎臓が弱ってくる傾向がある病気です。
尿酸が結晶化して、少しずつ、当人も気がつかないうちに
腎臓の糸球体という、濾過のフィルターのようなところに
尿酸結晶が溜まってしまい、
目詰まりを起こしてしまうわけです。
腎臓の糸球体が目詰まりを起こしてしまうと、
いわゆる、腎機能低下の傾向がでてきます。
本当に腎臓が悪くなってしまうと、腎不全
(いわゆる痛風腎) になってしまい、いずれは
透析治療を検討せざるをえなくなったり・・
現代医学は進歩していますので、透析治療を受け始めても
そう簡単に死んだりしませんが
(昔は尿毒症で命を落としていた)
それでも、当人にも家族にも治療は負担になってきます。
東洋医学では、腎臓に負担がかかってくると、
「不安・恐れ」を感じるようになる、
と考えられています。
つまり、やたらと
ネガティブなことばかり言うようになったりね。
考え方が悲観的になる、ということです。
内臓と精神は別物のように思うかもしれませんが、
そうじゃないってこと。
前は、そうでもなかったのに、最近、やたらと
「後ろ向きな考え方」ばかりになってきたなあ、とか。
クヨクヨしてばかりいる、とか。
それって、もしかしたら、
腎臓に負担がかかっているのかもね。
この「ネガティブ発言」ですが、
案外、自分では気がつかなくて、周囲の
(自分のことを良く知ってくれている) 人からの指摘で
気がついたり、とかね。
最近、後ろ向きの内容の話ばかりする、とか。
話す内容が暗い、とか。
それから「心配」「恐れ」は、
腎臓に負担をかけると考えているので、
心配ばかりしていると、痛風にも良くないです。
もしかしたら、自分は生まれつき、
否定的な考え方をする人間なんだ、
悲観的なことを口にすると落ち着くんだ、
ネガティブじゃない自分なんて自分じゃない、とか。
もし、そんなふうに思っているなら、
それは生まれつきの性質・性格などではなく、
「腎臓の弱り」から来る、精神的な影響かもしれませんよ。