痛風を病院で相談する際に、
何科に行けば良いか分からないという方もいると思いますが、
基本的には内科に行く事をお勧めします。
痛風は尿酸が体内に溜まって関節で炎症が起こる事が原因で、
体内から発症する病気となるため内科となります。
また、痛風は症状が本格的に始まると、非常に強い痛みが伴い、
激痛とも言えるような痛みになります。
そのため、できるなら診療所などの小さな病院よりも、
総合病院などの
より専門的に診て貰える医師がいる病院に行く事をお勧めします。
痛風には初期症状があります。
関節の炎症による強い痛みと発作が本格的な症状ですが、
その前段階として、関節に痛みが生じてきたり、
腫れてふくらみが出てくる事があります。
足や膝、肘など体の様々な部分に出ますが、
こうした前段階の痛風ではないかと思われる症状が出てきた際にも、
この段階で病院に行く事をお勧めします。
痛風は先にも述べたように、その痛みはかなり激しいため、
事前に予防できるに越した事はありません。
初期症状と思われる症状が出てきた時も、まずは内科に出向き、
痛風かもしれないという事を伝えましょう。
そうすると今の症状を確認した上で、自分に合った処置を取ってくれます。
痛みや炎症を抑える薬を処方してくれるという場合が多いです。
痛風は 一度 本格的な症状が発症すると年に数回ほど、
体に負担が大きくかかった時に生じやすくなるため、注意が必要です。
事前に防ぐ事ができれば、それ以後の
痛風になるたびの激痛も避ける事ができます。
痛み止めの他に処方して貰える薬としては、尿素を排出しやすくする薬や
尿素が体内で作られるのを抑える働きがある薬を貰える事もあります。
痛風はプリン体がエネルギーとして燃焼される際に生じる尿素が
主な原因となっています。
この尿素が排出されやすくなると、
体内で尿素が蓄積して結晶になる事を防ぐ事ができ、
痛風も避ける事ができます。
また、尿素が作られること自体を抑える薬もあるため、
こうした薬でさらに効果を高める事もあります。
基本的には医師の指示には従うようにして、薬を服用していきましょう。
心配だからと多く飲んでしまったり、
大丈夫そうだと判断して飲まずにいると、
初期段階から本格的な症状に移行しやすくなってしまいます。
痛風は本格的な症状が始まってから
1週間から10日ほどで症状が引いていきます。
この際にも、最後は医師にもう大丈夫かを確認するようにすると、
より確実に改善に繋げる事ができます。
大きな病気なので、なるべく念には念を入れていきましょう。
また、病院に行って症状が治まった後も、
元の生活に戻るとまた痛風になる可能性があります。
生活習慣を改善する事を心がけましょう。
痛風はプリン体を溜めやすくする体質になっているために起こります。
この体質を改善するには、まずは食事です。
プリン体が多く含まれるビールや珍味などは控えるようにし、
規則正しい食事と睡眠、そして運動も効果的です。
油断せずに、健康を見直す良い機会として取り組んでいきましょう。